子連れキャンプ歴10年のなんなんたです。
子連れキャンプは楽しいですが、子供は想定外のことをするため今までにたくさんの失敗をしてきました。
この記事では、筆者の子連れキャンプの失敗談と失敗しないための対策方法もご紹介します。
我が家の子連れキャンプでの失敗談と対策方法
子連れキャンプをしていて、ヒヤッとしたことや、ドッと疲れたことなど数知れず・・・。
でも、失敗からいろいろな対策を立てました。
みなさんも同じような失敗をしないように、参考にしてくださったら嬉しいです。
【失敗1】やけどをさせてしまった
かなり気をつけていたのに、子供にやけどをさせてしまいました。
飯ごうでご飯を炊くために薪をくべるお手伝いをしてもらっていたんですが、目を離したわずかの間に軍手に火が!
あわてて軍手を外しましたが、1cmくらいの水ぶくれができてしまいました。
薪をくべるのに夢中で、火に手を近づけてしまったようです。
完全に親の不注意です
このことから、火を使うときは改めて注意しないといけないと思いました。
【対策1】火ばさみを使う
子供が薪や炭をくべるときは、火ばさみを使わせるようにしました。
火ばさみは子供の手では使いにくいようでしたが、慣れてくれば使いこなせていましたよ。
もちろん、親は目を離さず、子供にも火を使うときは気を付けるように言い聞かせました。
【対策2】LEDランタンを使う
子連れキャンプではガスランタンは使わずLEDランタンのみにしました。
LEDランタンはやけどの心配もなく手軽に使えます。
おしゃれなデザインのものも多く、災害にも使えるので持っていて損はないと思います。
【対策3】囲炉裏テーブルを置く
バーベキューコンロの周りに囲炉裏テーブルを置くようにしました。
バーベキューコンロの周りはとても熱くなっているので、周りに置くだけで直接触れてしまうのを防げます。
食材や調味料などを置くこともできるのでとても便利ですよ。
【失敗2】あやうく迷子になりかけた
三男が2歳のときのキャンプで、あやうく迷子になりかけました。
キャンプ場について夫婦で設営をしたいたときのことです。
途中でトイレに行った夫が、兄弟の名前を呼びながら歩いている三男に気づきました。
これも完全に親の不注意。
すぐに気づいてよかったです。
設営に気を取られていたことと、そばで砂遊びをしていたので安心してしまいました。
夫婦間でのコミュニケーション不足もあったと思います。
【対策1】夫婦で声掛けをする
「夫が見ているだろう」「妻が見ているだろう」とお互いに思い込んでいることもあったので、何か作業をするときはお互いに声をかけるよう心掛けました。
また、子供が小さいときはできる限り夫に準備を頼んで、私は子供の面倒をみるようにしました。
お互いがコミュニケーションをしっかりとって、安全に過ごしたいですね。
【対策2】あらかじめ準備をしておく
余裕がないとしっかりと子供のことを気にかけてあげられないので、あらかじめいろいろな準備をしておくことにしました。
食材の皮むきやカットは家で済ませるようにし、着替えも一人一人袋に入れて分かりやすいように。
また、設営が大変なので、あらかじめ家で組み立てたりシュミレーションをしたりもしました。
あらかじめ準備をしておくことで、キャンプ場でとてもラクに過ごせますよ。
【対策3】車の中で待機させる
設営は夫一人では難しいので、余裕がないときは車の中で待機させることにしました。
オートサイトなら車を横づけできるので安心です。
夏キャンプだとクーラーのついている車で待機したほうが、快適かもしれませんね。
【失敗3】着替えが足りなかった
焼肉のタレを服にこぼしたり、雨が降って服が濡れて、着替えが足りなくなったことがあります。
多めに持っていっているはずなのに、なぜか足りない。
そんな時に限っておねしょをされてしまったこともあります。
仕方なくノーパンで過ごしたこともあるよ。
【対策1】物干しロープを持っていく
濡れた服やタオルを干すために、物干しロープを持っていくことにしました。
テントとその辺の木に結び付ければ、即席の物干しざおの完成。
夏の時期だと水と洗剤でじゃぶじゃぶ洗って、干しておくだけで乾きます。
ハンガーも持って行ったら、もっとたくさん干すことができますよ。
【対策2】コインランドリーを使う
キャンプ場にコインランドリーがある場合は、使うことにしました。
雨が降ったときや洗濯物の乾きがイマイチなときでも、コインランドリーならすぐにキレイにできます。
着替えも最低限の数でよくなるので、荷物を減らすことができますよ。
ただし、キャンプ場にコインランドリーがあるといっても、台数が少ないところがほとんどだと思います。
なかなか使えないこともあるので、あらかじめ台数をチェックしておきましょう。
【対策3】衣類圧縮袋を使う
キャンプ場で服を手洗いしたりコインランドリーで洗濯したりするのが面倒なときは、着替えを多めに用意しました。
でも、かさばってバッグに入りきらなくなるので、衣類圧縮袋を使うことにしました。
空気が抜けてかなりペチャンコになりますよ。
汚れた服も同じように圧縮して持ち帰れば、「なぜか帰りのほうが荷物が増える!」なんてことも防げます。
【失敗4】キャンプ場まで遠すぎて子供がぐずった
人気のあるキャンプ場に行くことにしましたが遠すぎました。
何時間も車に乗っていないといけないので、子供が飽きてぐずってしまい泣きどおしに・・・。
途中でサービスエリアに寄ったのでますます時間がかかり、到着が遅くなってしまいました。
キャンプ場に着く前にクタクタになりました
【対策1】近場のキャンプ場にする
子供に負担がかかりにくいように、近場のキャンプ場を選ぶようにしました。
車に乗っている時間が短いので、子供もあまりぐずることがありません。
ぐずって途中休憩を取ることになっても、時間に余裕があるので親もラクな気持ちで過ごせます。
運転する時間も少ないので、運転手も疲れにくいですよ。
【対策2】お菓子やおもちゃを用意する
お菓子やおもちゃを用意して、車の中で退屈しないようにしました。
いつものお菓子やおもちゃだとすぐに飽きてしまうので、この時だけは特別なものを用意。
100均で用意すれば、お金もあまりかかりませんよ。
お菓子やおもちゃがあると、キャンプ場で雨が降ったときも助かります。
【失敗5】スケジュールがタイトすぎて余裕がなかった
「キャンプ場についたら、海で泳いで、温泉に入って、花火をして・・・」といろいろ欲張って計画を立てていました。
でも、子連れキャンプだと物事がスムーズにいかず、子供をせかしてばっかりに。
スケジュールをこなすことに気を取られて、イマイチ楽しめませんでした。
みんなイライラしていた気がする・・・
【対策1】予定を詰め込まないようにする
キャンプをすることを主にして、他の予定はあまり詰め込まないようにしました。
キャンプでは設営から食事の準備まで、あらゆることに時間がかかります。
子連れだと一つ一つがスムーズに行かず、予定が押してしまうことも。
海で遊びたいのなら食事は簡単に、花火がしたいのならお風呂はシャワーで済ますなど、無理しすぎないのがおすすめです。
【対策2】2泊3日で行く
1泊2日ではどうしてもスケジュールがタイトになってしまうので、2泊3日でキャンプに行くことにしました。
1泊2日では設営しても、次の日には撤収して帰らなければいけませんよね。
ですが、2泊3日だと2日目は食事の準備くらいしかすることがないので、余裕を持って過ごせます。
虫取りをしたり、川で遊んだりなど、子供とたっぷり楽しめますよ。
ただし、2泊3日にすると荷物も増えるので、「車に乗りきらない!」なんてことがないよう気をつけてくださいね。
【失敗6】声が大きくて注意された
夜、子供たちとテント内で過ごしていたら、となりのサイトの人から「静かにしてもらえませんか」と注意されてしまいました。
我が家の子供たちは普段から声が大きい上に、久しぶりのキャンプに興奮してテンションが上がっていたと思います。
消灯時間は過ぎていませんでしたが、キャンプ場は隣との距離も近いので気をつけなければいけませんね。
夜だと声がよく響くみたいです
【対策1】静かに過ごせるおもちゃを用意する
お絵描き帳や折り紙など、テントの中で静かに過ごせるおもちゃを用意しました。
動作が少ない遊びだと、興奮しにくく声も小さめになるようです。
荷物が増えてしまわないように、かさばりにくいおもちゃを持っていくのがいいですね。
【対策2】コテージ泊にする
夜泣きがあって周りに迷惑をかけそうなときは、迷わずコテージ泊にしました。
普段と違う環境だと夜泣きもひどくなるようですし、親も眠い中、周りの人に気を遣うのも大変ですから。
我が家が選んだコテージは隣との距離も離れていたので安心でしたよ。
コテージは設備も充実しているのにキャンプ気分も味わえるので、赤ちゃん連れのキャンプにもおすすめです。
しっかり対策して子連れキャンプを楽しもう!
子連れキャンプで起きた数々の失敗から、次のように対策を考えました。
対策をすることでだんだんトラブルなく過ごせるようになり、子連れキャンプをもっと楽しめるようになったと思います。
子連れキャンプは大変ですが、対策を立てて親子ともども楽しみましょう!
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