自然の中で過ごすキャンプは、子供との思い出作りにぴったりですよね。
でも、子連れキャンプは楽しいことばかりではなく、大変なことや思い通りにいかないことがたくさんあります。
せっかく子供と一緒に楽しむためにキャンプに行ったのに、イライラして最悪な雰囲気になることもあるんです。
親がイライラしてると子供も楽しくないよね
分かってるけど難しいのよ
この記事では、子連れキャンプ歴11年の筆者が、子連れキャンプで楽しく過ごすポイントとその対策方法を具体的に解説します。
我が家の失敗談なども交えて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
余裕を持ったスケジュールを組む
子連れでキャンプをするときは、スケジュールに余裕を持たせるようにしましょう。
普段の生活でも分かるように、子供がいると物事がスムーズに運ばないことがほとんどです。
それは、キャンプも同じです。
いろいろしようと思っているのに、その通りに進まないとイライラしてしまいますよね。
時間に余裕があれば、大人も子供もゆったりと過ごせますよ。
家から近いキャンプ場を選ぶ
移動時間が少ないので、時間に余裕が持てます。
遠いキャンプ場を選ぶと、長時間の移動に子供が飽きてしまうことも。
高速道路でずっと泣かれるのはツラかった
家から近いキャンプ場だと長時間車に乗る必要がないので、子供がぐずったり渋滞に巻き込まれたりすることも少ないです。
運転手も近くだと疲れにくいですよね。
朝はゆっくり出発でき、帰りも早めに帰れるので、準備や片付けでイライラするのも防げます。
準備や片付けもあせらなくていいよ
チェックインが早くチェックアウトが遅いキャンプ場を選ぶ
チェックインとチェックアウトの時間も、しっかりと確認しておきたいところです。
できれば、チェックインが早くチェックアウトは遅いキャンプ場を選びましょう。
キャンプ場での滞在時間が長くなるので、スケジュールに余裕が持てます。
一度、チェックインが15時でチェックアウトが翌日の9時のキャンプ場に泊まったことがあります。
慌てて設営して、シャワーの時間に間に合うようにご飯を食べて、次の日のために早く寝る・・・。
翌日は朝早くからご飯や身支度をして、さっさと片付けをする・・・。
ぜんぜんゆっくりできませんでした。
子供をずっとせかしてた気がする・・・
キャンプでは意外とすることがたくさんあります。
子供と楽しく過ごすためにも、滞在時間がたっぷりとれるキャンプ場がおすすめです。
休みが取れるのなら2泊3日で行くのもいいですね。
無理はしない
子連れキャンプに無理は禁物です。
YouTubeなどで、おしゃれな道具でいろいろなことをしてキャンプを楽しんでいる人を見かけることもあるでしょう。
「楽しそう!」「カッコイイ!」と憧れてしまいますよね。私もそうです(笑)
でも、慣れていないと上手くいかないこともたくさんあります。
しかも、子供のお世話をしながらなんて大変ですよね。
できることから始めて、徐々にいろんなことに挑戦するのをおすすめします。
レトルトでもOK
キャンプに行ったら炭火でバーベキューしたり、飯ごうでご飯を炊いたりしたいと思うかもしれません。
でもね、レトルトのカレーとご飯でも外で食べると美味しいんです。
それに、子供は食べなれていないものだと、嫌がって食べないこともあります。
夜食のカップ麺のほうが喜んでる(涙)
非日常空間にいると、普段食べているものでもより美味しく感じるようですよ。
もちろん、炭火でのバーベキューや飯ごうでのご飯炊きに挑戦してもかまいません。
でも、絶対にしないといけないというわけではないので、便利なものを利用しながら無理はしないようにしましょう。
レンタルを利用するのもアリ
初めからすべてのキャンプ道具を用意しなくても大丈夫です。
バーベキューコンロやランタンなどの小物はもちろん、テントがレンタルできるところもありますし、設営やセッティングまで行ってくれるところもあります。
慣れてきたら徐々に自分好みの道具を集めるのもおすすめです。
一つ一つ道具をそろえていくのも楽しい!
レンタルを利用すれば荷物も減らせるし、家での保管場所も少なくて済みます。
それに、初期費用も抑えられますよ。
キャンプ道具はけっこう値段が高く一度にそろえるのは大変なので、レンタルも上手に利用しましょう。
事前準備をしておく
あらかじめ、家でいろいろな準備をしておきましょう。
子連れでキャンプに行くと、子供を気にしながらテントの設営、道具や料理などの準備をする必要があります。
特に小さな子供がいると一時も目が離せませんよね。そのため、夫婦のどちらかがキャンプの準備をして、もう一人が子供のお世話をすることになります。
でも、お互いがやることがありすぎて、いっぱいいっぱいなってしまうことも。
事前準備をしておけばお互いの負担が減るので、イライラも減ります。
面倒かもしれませんが、子連れキャンプを楽しむためにも事前準備はしっかりとしておきましょう。
家で一度は道具を組み立ててみる
キャンプで使うテントやランタンなどの道具は、家で一度は組み立てたり使ってみたりすることをおすすめします。
特に、テントは実際に組み立ててみてください。説明書を眺めるだけでは案外分からないことがあるからです。
設営がうまくいかないと夫婦喧嘩にもなります・・・
バーベキューコンロや折りたたみテーブルなども、普段使っていないものは組み立てでモタモタすることもあります。
ササっと道具を使いこなせれば、子供からも「すごい!」って思われるはずですよ。
食材はカットしておく
肉や野菜などの食材は、家であらかじめカットしておきましょう。
水場まで移動する必要がなくなりますし、すぐに調理ができるので子供を待たせることもありません。
ゴミも減らせるよ
タッパーにまとめて入れておけば、すぐに取り出せて便利です。
ゴチャつきがちなクラーボックスの中も、すっきりキレイに整理できますよ。
荷物は前日に積んでおく
テントや着替えなどの腐らないものは、前日に車に積んでおきましょう。
子連れキャンプは、着替えやおむつなどで荷物が多くなりがちです。
パズルにように上手く入れないと、全ての荷物が乗りきらないなんてこともあります。
何回もやり直して結構時間がかかるよ
荷物を積むのに時間がかかると、それだけキャンプ場へ到着するのも遅くなってしまいます。
なるべく早く出発できるように、当日行うことは少なくしておきましょう。
便利のよいサイトを選ぶ
子連れキャンプでは、キャンプ場選びはもちろんサイト選びも大切です。
サイト選びをきちんとするだけで負担がグッと少なくなり、子連れキャンプが楽しくなります。
トイレの近くを選ぶ
トイレが近いサイトはとても便利です。
子供は急に「トイレに行きたい!」ということが多いですよね。
そんな時でもトイレが近いと、慌てる必要がありません。
夜中のトイレも行きやすいよ
子連れキャンプでは、あらかじめトイレの位置を確認しておきましょう。
安全な場所を選ぶ
崖や道路などが近くにない安全なサイトを選びましょう。
キャンプ場は普段と違う環境なので、子供ははしゃぎ過ぎて周りが見えていないこともあります。
ボールを追いかけて道路に飛び出したりするから危ない!
オートキャンプ場では入り口付近だと意外と車が通るので、あまり車の通らない奥のほうのサイトを選ぶのもおすすめです。
できる限りの安全対策はしておきましょう。
駐車場の近くを選ぶ
子連れキャンプでは、できれば車が横づけできるサイトを選ぶのがベストです。
子供の手を引きながら、大量の荷物を運ぶのは大変ですよね。
でも、車が横づけできるオートサイトなどを選べば、運ぶ距離が少なくて済みます。
子供が車で寝てしまった時にも便利です
暑い季節は設営が終わるまで、クーラーの効いた車の中で子供を待たせることもできますよ。
駐車場から少し距離がある場合は、アウトドアワゴンを使うのもおすすめです。
子連れキャンプを楽しむためにも、荷物運びにかかる労力は最小限にしましょう。
水場の近くを選ぶ
水場も近くにあると便利です。
食材や食器を洗ったり手洗いや歯磨きをしたり、水を使う機会は意外とあります。
子供を連れて、たびたび遠くの水場まで行くのは大変です。
近くに水場があれば、子供もつれて行きやすいですよね。
水場が遠すぎて迷子になりかけたよ
サイト内に水道が設置してあるところなどもあります。
そういったキャンプ場を選べば、より負担がなくなりますよ。
子連れキャンプを楽しむには心の余裕が大切!
子連れキャンプを楽しむには、心の余裕が一番大切だと思います。
筆者も今まで子連れキャンプをして「楽しめなかった」「上手くいかなかった」ということがたくさんありました。
やはりそういう時は、心に余裕がなかったと思います。
- 余裕を持ったスケジュールを組む
- 無理はしない
- 事前準備をしておく
- 便利のよいサイトを選ぶ
この4つに気をつけるだけでも、心に余裕が持てると思います。
心に余裕が持てたら、きっと子供と一緒にキャンプを楽しめるはずです。
お父さんお母さんもキャンプで気分転換してくださいね。
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